毎年開催されている六本木アートナイトは「六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴」ということで、2023年は5月27日から28日にさまざまなイベントが行われました。7月になっても名残で引き続き見られるアートがあります。麻布警察署跡地の工事フェンスにある松田ハルさんとナカミツキさんの作品です。(2023.7.8)
神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布(JAARA)は歩くだけで楽しい街。目的があれば歩くのがいっそう楽しくなりますね。
※ JAARA(ジャーラ)は[神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布]の街の連なりを指す造語です。
§ 版画とVR
かつて麻布警察があった場所には麻布消防署が建つそうです。現在設計中とのことです。ここのフェンスの囲いにアートがあります。
六本木通りに面した側は、松田ハルさんの作品です。
クマ財団というところにページによると松田さんは、1998年生まれ。筑波大学芸術専門学群版画専攻卒業後、京都芸術大学大学院グローバル・ゼミに在籍。版画とVRを組み合わせた、「VR版画」を制作している。現実と仮想の空間を鑑賞者が体験することで、新しい鑑賞体験を展開しているとのことです。
作品はなにやら幻想的な世界です。
新しい世界なのでしょう。熱と透明感を感じます。
将来を嘱望されている現代芸術家のようです。動画がありました。
§ iPhoneで描く
路地の側はナカミツキさんという人の作品です。
GALLERY TAGBOATというところのページにこの人の紹介文があります。1997年生まれだそうです。
■ナカミツキ,Naka Mitsuki|@GALLERY TAGBOAT
iPhone、iPadに指で作品を書く人なのだそうです。作品はデジタルで一気に制作するようです。
作品は音楽がテーマでしょうか。色使いと構成に非常なインパクトがあります。
この人も「ブレイク前夜」の動画がありました。
すでにブレイクしているのかもしれません。ほかにも動画がいろいろありました。
フェンスのアートにはQRコードが掲示されていることが多いようです。
§ フェンスのアートのまとめ
フェンスにアートがあったことで、知らなかった現代芸術家を知ることになりました。もっと知ると、もっと何かを得られるかもしれません。きょうもいい一日になりそうです。
【 JAARAで散歩】六本木で散歩
▽芸術としてのベンチとベンチとしての芸術 六本木・けやき坂へパブリックアートを見に行く
▽若手アーティストの壁画を見に 六本木へ
▽ビルの谷間の神域 六本木・麻布でタイムスリップする
▽大画面の壁画の迫力 赤坂・六本木の地下鉄駅へ
▽雨に消える透明な椅子 六本木・けやき坂のパブリックアート
▽冬のイルミネーション さまざまなシーンを見に 赤坂・六本木へ
▽デザイン・アートの街にアートを見つけに 六本木交差点へ
▽ロアビルの囲いの壁面に現れた「kawaii」を見に六本木へ
【 JAARAで食べ飲み】六本木・西麻布で食べ飲み
▽点心を心おきなく 六本木の『歩高里(ブルゴーニュ)』さんへ
▽オーガニックワインと十割蕎麦 六本木の『莉々庵』さんへ
▽食事メインでお酒もお手頃 六本木の『蕎麦六本』さんへ
▽おいしい上質の焼き鳥を食べに 西麻布の『一歩』さんへ
▽六本木の気楽な居酒屋さん 『松ちゃん』へ
▽西麻布の味わい深い焼き肉屋『胡同』さんへ
https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/kentikuhozen/10kohyo.pdf
第三次主要施設 10 か年維持更新計画 進捗状況一覧 (令和5年5月)|東京都