【 JAARAで散歩】「村上春樹作品へのオマージュ展」を表参道の山陽堂ギャラリーへ見に行く

         


 
 イラストレーターと絵本作家9人がそれぞれ、村上春樹さんの小説を選び、1枚の絵を描き下ろした作品展が、表参道の書店「山陽堂」さん2階の「山陽堂ギャラリー」で開かれているので見に行きました(2023年7月29日で終了)。村上さんの作品を読んだことはほとんどない私ですが、イラストレーションが好きなのでした。(2023.7.29)
 神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布(JAARA)は歩くだけで楽しい街。目的があれば歩くのがいっそう楽しくなりますね。
※ JAARA(ジャーラ)は[神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布]の街の連なりを指す造語です。

§ イラストレーターと絵本作家

 展覧会が終わってしまっても、作品は、隔月刊誌『イラストレーション』の2023年9月号に載っています。
 

 
 作品を寄せた作家は、谷口智則さん、nakabanさん
 

 
 塩川いづみさん、長崎訓子さん
 

 
 北澤平祐さん、unpisさん
 

 
 矢野恵司さん、坂内拓さん
 

 
 カシワイさん
 

§ 雑誌の特集は「村上春樹と装丁」でした

 
 
 雑誌の表紙と共に特集の扉を飾っているのは、台湾と日本で作品を発表している高妍(ガオ・イェン)さん。
 
 ■『猫を棄てる』の挿絵を描いたのは? 台湾の高妍さんが語る「村上春樹さんとの出会い」 | 文春オンライン
 
 山陽堂さんで雑誌を買うと、高妍さんのポストカードをくれました(数量限定)。展覧会のはがき(雑誌の表紙と同じ)の絵とポストカードを並べると、帽子の人が赤い本、後ろ向きの人が緑の本を持っています。
 

 
 山陽堂さん(ご店主でしょうか)が、「『ノルウェイの森』になっている」とおっしゃってました。

§ 村上春樹作品へのオマージュ展のまとめ

 いろいろな人がイラストレーションを描いていました。文学作品と別分野のアートとが融合するのが装丁であり、挿画なのでした。イラスつとレーションだけで楽しうございます。きょうもいい一日になりそうです。
 
【 JAARAで散歩】これまでの「神宮前で散歩」
▽原宿・表参道の歴史と広がりをたずねて 神宮前交差点へ
▽気鋭の書と大家の絵に圧倒される パブリックアートを見に明治神宮前<原宿>駅へ
▽並木150本に90万の光 2022冬のイルミネーションを見に表参道へ
▽デザイナーズマンションの先駆けを見に 神宮前の「ビラ・ビアンカ」へ