赤坂見附駅を降りてみすじ通りに行こうとするといつも目に入るのが「手打ちうどん 葉隠」の看板。なんとなく気になる。引かれる。表のポスターを見ると、そんなにお高そうでもなさそうで。入ってみると果せるかな、ただのうどん屋さんではありませんでした。お手頃値段のおいしいお料理と銘醸の日本酒が楽しめます。(2023.9.13)
神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布(JAARA)は歩くだけで楽しい街。おいしいお店があればいっそう楽しくなりますね。
※ JAARA(ジャーラ)は[神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布]の街の連なりを指す造語です。
§ 店構え
葉隠(はがくれ)
03-3505-5323
赤坂3-10-20 第三対翠館ビル B1F
営業時間(要確認)
11:30~14:30
18:00~23:30
営業時間・定休日は変更となる場合があるので、行く前に確認してください
■葉隠 (はがくれ) – 赤坂見附/うどん | 食べログ
§ 2人でいくらだったのかは秘密です
この日はこんなです。
生ビール
銘醸日本酒 7合ほど
お料理色々
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合計 秘密
(1人当たり) 秘密
§ 魅力的なお料理のラインナップ
気になっていたお店でした。2023年8月の某日にファムさんと探訪。階段を降りて店内に入ると、居酒屋さんのような感じ。カウンターと、テーブルが3つくらい。
けっこう早い時間に入りましたが、年配の男性が3人で始めていました。カウンターにも2人。
テーブルの横に紙が張ってあってお料理が書いてあります。これがけっこう魅力的です。だし巻玉子 660円、ポテサラ 550円など。
お料理は300円くらいから1,000円以内が主体です。栃尾あぶらげ、鮭はらす、ツブわさび、めかぶの和え物などいろいろあります。次々と注文してしまいます。
§ 銘醸酒が冷蔵庫に
お酒がいろいろとあります。日本酒は銘醸酒が冷蔵庫に入っていて、外からお酒の瓶を見ることができます。
ビールの後の日本酒の嚆矢は「愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸」をいただきました。少し前に別のお店で飲んでいたので、ラベルのハートマークですぐ分かります。
「ひと夏の恋」というネーミングはあまりいただけませんが、「伯楽星」の醸造元(新澤醸造店)のお酒。おいしい。
冷蔵庫の中を見て選べるのですが、好みを告げるとお店の人がおすすめ銘柄を出してくれます。そんなんで、自分で選んだりすすめられたりして、これまた次々と飲んでしまいました。
§ 歯ごたえのあるうどん
〆はもちろんおうどん。釜揚げうどん(930円)をいただきます。歯ごたえがあり、ボリュームもあります。堪能、満腹、大満足。
§ 店名の由来はまた今度
「葉隠」といえば鍋島藩士、山本常朝(やまもと・つねとも)の口述、田代陣基(たしろ・つらもと)の筆録による武士道の心得。「武士道とは死ぬことと見つけたり」が突出して有名で、大戦中の戦意高揚の文句のようで評判がよくありませんが、誤解だと思います。
武士道の心得といっても、恋愛の至極から居眠りしそうになった時の対処法など、当時の生活に即した知恵が記されています。「男色なら男色、女色なら女色、どっちかにしなさい、両方はダメ」みたいなことまで書いてあってちょっとおどろきます。
どうしてお店の名が「葉隠」なのか知りたかったのですが、ご店主が威厳がある風情なので、お聞きできませんでした。また今度来た時に聞けるかしら。
§ 「葉隠」さんのまとめ
雰囲気とお値段に誘われて、お料理とお酒を次々と頼み、やりすぎました。ちょっと飲んで、おうどんをいただいて、というのであれば、非常にリーズナブルに楽しめると思います。次回はよく考えて注文しましょう。きょうもごちそうさまの一日になりました。
■葉隠 (はがくれ) – 赤坂見附/うどん | 食べログ
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