トリックアートという言葉を聞いたことがありますか。人間の目の錯覚を利用して平面(二次元)に立体(三次元)を描く不思議なアート。「立体的に見える絵画」ですね。このトリックアートが西麻布から六本木に向かって通りの左側を歩いて行くと現れます。傑作ですよ。新橋にあるのも紹介します。
神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布(JAARA)は歩くだけで楽しい街。目的があれば歩くのがいっそう楽しくなりますね。
※ JAARA(ジャーラ)は[神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布]の街の連なりを指す造語です。
§ 初め見たときは本物かと
そのアートはこれです!
浮き出して見えます。最初に見たときはバルーンが飾ってあるのかと思いました。近寄ると絵だったのでびっくり。
実際近くで見ると、確かに絵です。かべのひびが見えます(笑)。
遠目に見ると、やっぱり浮き上がって見えますね。
§ ストリートアーティストの作品も
このお店は3pmというハンバーガー(サンドイッチ)のお店です。
▽インスタグラム
▽TikTok
以前はパルプリズムというお店だったようです。
壁の絵はその当時からありました。右側(手前)の絵は、James Haunt さんという人の作品のようです。ストリートアーティストです。
▽JAMES HAUNTさんのページ
左側の絵は別のアーティストの作品でしょう。ハンバーガー屋さんの壁にあるアートとしては大胆です。
JAMES HAUNTさんの作品の右側には猫がいました。
ネズミをくわえているようです。
§ 新橋にもトリックアートが
JAARAではありませんが、新橋にも傑作があります。
もつ焼きウッチャン新橋SL口店です。
▽もつ焼 ウッチャン 新橋 – 新橋/居酒屋 | 食べログ
これも、近づくと下の壁の筋が分かります。けれど、これだけ近寄っても浮かんで見えるものなあ。
§ トリックアートのカーペット
トリックアートを使ったカーペットもあります。
あるにはあるのですが、間近に見ることになるし、いろいろな方向から見るので、びっくりさせるには、ちょっと無理がありますかね。
§ トリックアートのまとめ
街中のトリックアートを2カ所ご紹介しました。いずれも傑作です。ほれぼれします。きょうもいい一日になりそうです。
【 JAARAで散歩】パブリックアートを見る散歩
▽気鋭の書と大家の絵に圧倒される パブリックアートを見に明治神宮前<原宿>駅へ
▽有名彫刻家の作品を見に南麻布の有栖川宮記念公園へ
▽大画面の壁画の迫力 赤坂・六本木の地下鉄駅へ
▽スケールの大きなストリートアートを見に 北青山のブラジル大使館へ
▽ロアビルの囲いの壁面に現れた「kawaii」を見に六本木へ
▽若手アーティストの壁画を見に六本木へ
▽芸術としてのベンチとベンチとしての芸術 六本木・けやき坂へパブリックアートを見に行く
▽デザイン・アートの街にアートを見つけに 六本木交差点へ