朝、目が覚めてもなんとなく眠い。二度寝をしてしまいそうだ。そんなときは手指のグーパーをして眠気を払い、完全に目覚めます。夜、眠りにつくときは、きょうの一日を振り返ります。
§ グーパーをまず20回ずつ 【起き方】
朝、目が覚めた。起きたい。だが眠い、また横になりたい。だが起きてしまいたい…。よろしいでしょう、また寝てください。でもその前にグーパーをしましょう。と考えます。ベッドに腰をおろし、軽く目を閉じます。そのまま、手指でグーパーをします。
座ったまま、手のひらを上に向けて20回グーパーします。続いて手のひらを下に向けて20回グーパーをします。そうすると体が起きて活性化します。立ち上がって伸びをします。伸びたまま、体を左に倒して体側をストレッチし、同じように右に倒して体側をストレッチします。
だいたい、グーパーを20回もすると手のひらがだいぶ疲れるので、手をぶらぶらと振りたくなります。その時は立ってふりふりします。
ここまででほとんど起きています。続いて再びベッドに座り、同じように20回ずつグーパーをします。これで完全に起きます。2回目の時、視線を上目づかいにするとより効果があると言われています。あまり実感しませんが、やってみていてよいでしょう。
さあ。顔を洗って歯を磨きます。
§ おととい何を食べたか思い出す 【眠気の覚まし方】
昼間、眠くなる時があります。寝てしまえばいいのです。が、そうもいかない時があります。シャキっとするのに一番良い方法は、自分の一番見たい映像、刺激の強い映像をみることです。興奮すると眠気が吹っ飛びます。とはいえ、そんな映像をみる状況は、なかなかありません。
そんな時は、自分のけさの朝ごはんを思い出します。朝、何を食べたのか。朝ごはんを食べていない時は、きのうの夕ごはんを思い出します。何と何を食べたか。なるべく詳細に思い出します。それからきのうの昼ごはんを思い出します。次にきのうの朝ごはん、次におとといの夕ごはん…と順にさかのぼって思い出していきます。たいていは、おとといの昼ごはんあたりで記憶は行き詰ります。自分の記憶力が貧弱なのに落胆します。が、頭は活性化してきます。
この場合、思い出そうとしている間は真剣な表情になるので、周囲の人は、ごはん以外の何かのことを一所懸命考えていると思ってくれます。
§ きょう一日のことを振り返る 【寝入り方】
布団に入って寝る姿勢になったら、きょう一日のことを思い出していきます。朝起きてからのことを順番に、詳細に思い出します。これをすると、仕事や勉強が効率よくできるようになると言う人もいます。
ごはんの時と違って記憶が新しいためか、けっこういろいろと思い出すことができます。とはいうものの、そのうちに眠ってしまいます。夕方までたどりつくことはまずありません。だいたい、きょうのことを考えようとしても、考えが散漫になってきて、別のことを考えてしまいます。その別のことを考えているうちに寝入ってしまいます。