【 JAARAで散歩】南麻布に黒いマントを着たハロウィンの死神 グリムを見に行く

         

 ことし2022年のハロウィンは10月31日(月曜日)。このごろは街でハロウィンの飾り付けを目にしますね。ハロウィンのキャラクターといえばジャック・オー・ランタン、あのカボチャのお化けを思い浮かべますが、死神もメインのキャラクターです。その死神が、南麻布の白亜の壁に出現しました。

§ 斧を持った腕が…

 これです!

 死神(Grim Reaper)です! 大きな鎌を持った腕がはためいて震えています。

§ 夜の精霊

 これはどこかというと、南麻布の「NATIONAL」マーケットなのでした。

 身長は4メートルほどでしょうか。けっこう巨大。reaper は「収穫する人」の意味。魂を収穫しようとしています。Grim は英語圏の伝承で死の擬人化、死を予告・警告する夜の精霊といわれます。『ハリー・ポッター』のグリムもこれから来ているのでしょう。


 クモ(spider)も脇を固めるハロウィンのキャラクター。よく見るとクモの巣もかかっています。

§ 向かいは公園

 このマーケットは外国人が訪れることも多いので、外国のマーケットで売られているのかなあ、という感じの商品もあり、見て回るだけで楽しいところです。地下鉄日比谷線の広尾駅からすぐです。地番としては南麻布。向かい側には有栖川宮記念公園があり、散歩にはもってこいですね。
 
【 JAARAで散歩】これまでの「麻布で散歩」
 ▽澄み切った空気を思い出す 大正・昭和の洋館を見に麻布へ
 ▽千年の伝説がある神社、お寺をめぐりに麻布へ