おいしい中華料理を心地よく食べたいなあということで、六本木の『歩高里(ブルゴーニュ)』さんを再訪しました。このお店ならではの奥深い味わい、ていねいなサービス、コスパの良いお会計で、今回も大満足でした。
神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布(JAARA)は歩くだけで楽しい街。おいしいお店があればいっそう楽しくなりますね。
※ JAARA(ジャーラ)は[神宮前―青山―赤坂―六本木―麻布]の街の連なりを指す造語です。
前回のリポートはこちら
§ 店構え
過門香 歩高里 六本木店(ブルゴーニュ)
050-5872-4744
六本木4-9-2 俳優座ビル 1F
営業時間・定休日(要確認)
[月~金] 11:30~15:00 17:30~22:00
定休日 土曜・日曜・祝日
§ 2人で 9,400 円也
この日のお会計はこんなです。
プレミアム青島ビール 680
紹興酒5年ボトル 2,980
紹興酒 300cc ジョガ 990
ピータン 380
焼き餃子6個 390
水餃子6個 480
スコヴィルチキン 鶏半羽 980
上海小籠包 2個 480
四川麻婆豆腐 1,200
濃厚あんにん豆腐 350
黒胡麻団子 4個 440
(すべて内税)
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合計 9,400
(1人当たり) 4,700
§ 雰囲気が良いのを思い出し
「あそこはよかったね」というツレとの会話があって再び行こうかと思い立ち、2022年11月の某火曜日に探訪。今回は予約した上で6時ごろ入店。
お店の構造は前回の見覚えとは少し違いました。入ると左に厨房、右にホールで、今回、カーテンの仕切りがない状態で見ると、ホールは50人ほどが入れる広さ。天井にカーテンレールがあり、通路との間、ホールの中ほど、手前奥の4人掛け2つのスペースの手前などに延びています。カーテンを引けば個室的になるような仕掛け。なかなか考えた構造です。
§ 料理のおすすめをひと通り
前回と同じく青島ビール(小瓶)を2人で分けてグラスで飲むことにし、同時に紹興酒1本をお燗で注文。併せてピータン、焼き餃子6個、水餃子6個を注文。
その後、前回食べなかったスコヴィルチキン(鶏半羽)と四川麻婆豆腐、前回と同じ上海小籠包もいただきましたので、餃子と併せておすすめの4品をひと通り味わいました。
§ 奥深い味わい
スコヴィルチキンとは鶏のから揚げで、辛さが3種類。ガンラー粉という唐辛子と四川山椒が入った粉末があり、「辛さ1」はこれを掛けたもの、「辛さ2」はそれをたくさん掛けたもの、「辛さ3」はそれに加えてラー油を掛けたものだそうです。辛さ2を注文しました。
来ました。お皿に骨付きが2つ、骨なしが2つ載ってきます。けっこうなボリュームです。粉がかかっています。皮はパリパリです。しつこくありません。肉も皮も奥深い味わいです。おいしい。
ガンラー粉はテーブルに置いてあるので、焼き餃子を食べる時、小皿の酢醤油にラー油とガンラー粉を入れて付けました。これもおいしい。
麻婆豆腐はひき肉の味わいに辛みが合わさりインパクトがあります。
このお店のお料理は総じて、味が単調やありきたりでなく、微妙でやや複雑で、それでいてしつこくなく、「お店ならでは」のおいしさを醸し出しています。
§ 接客に気遣い
紹興酒1本だけと思っていましたが、結局300ccジョガを追加で注文。お酒もお料理もなくなったところで、これからお腹に麺が入るかなあという感じ。それではということで、濃厚あんにん豆腐と黒胡麻団子を注文。黒胡麻団子は3個330円で、1個110円で追加ができます。4個をお願いします。
お店の接客はとてもていねいです。あらかじめテーブルに取り皿が重ねてあるのがうれしい上に、加えてお皿を要求したり、チキンを食べるのにフォークとナイフを要求したりしてもにこやかに対応してくれます。
あんにん豆腐は、1つを注文するとスタッフの方が「小さめですよ」とアドバイス。「いいです。2人で食べます」とお願いし、来るとプッチンプリンを一回り半ほど小さくしたくらいのカップ。ソーサーにスプーンが2つ添えてあり、ていねいな気遣いを感じました。
キッチンの人たちの表情は引き締まっていて頼もしい。
あんにん豆腐は舌ざわりに質感があるところが「濃厚」なのでしょう。味はしつこくありません。お団子もおいしくいただいて、8時ごろにお勘定。
§ まとめ
おいしく、くつろいで、たくさん食べて、飲んで、1万円を切って、大いに満足。きょうもごちそうさまの一日になりました。
過門香 歩高里 六本木店 (ブルゴーニュ) – 六本木/中華料理/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)